本は、背中で売るもんだ

本

本屋さんの陳列点数の90%以上は、背表紙だけが見える棚差しです。

冊数的には平積みも多いのですが、点数たるや2~300点です。

一度は平積みされた本も、冊数が少なくなれば棚差しに回されます。

本を作る側は、ついつい表紙が気になって背表紙は見落としがちです。

ところが読者の大多数は、背表紙を見て本を選んでいるのです。

売れている本は、背表紙に主張がある。本の顔は背表紙です。

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出版不況の今でも、毎日200点もの新刊が出ています。これを新刊コーナーに並べれば一週間で1,400点もの本です。あり得ないことですが、20冊ずつ平積みすれば28,000冊(大型トラック2台分)です。超大型店舗でも2フロアーが埋まってしまいます。

本屋さんは、新たな装いと新刊本に力を入れています。売れている本でも、いつまでも平積みされません。思いのほか早い時期に棚差しに移されます。平台で、表紙で売る期間はほんのわずかです。

ほとんどの本屋さんは、リピーター客がお店を支えているのです。行くたびに新たな装いと品揃えの本屋さんが、リピーター客には歓迎されます。

だからカバーデザインを考えるとき、最初に注目すべきは書名と合わせて、背表紙なのです。背表紙に主張のある本こそがロングセラーとなります。

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