書名は、年々長くなる

本

最初に長~い書名を付けたのは青春出版という出版社でした。

創業社長の小澤さんが、見出しのような長い書名を付け出したのです。

さらに書名にこだわる草思社の社長が、長い書名に輪を掛けました。

最近では、ネットの検索機能を使って本を探す人が増えています。

長い書名ならば、より多くのキーワードを盛り込めます。

分かりやすく短くまとめる努力を払いながらも、中身次第の書名です。

……………………………

青春出版の小澤社長は、「社長の一番の仕事は書名作りだ」と言い続けていました。草思社の編集部員からは「もう、いつでも印刷に回せる状況ですよ。それなのに1年過ぎても書名が決まらない」などと幾度も聞かされました。

驚異的なベストセラーになった「間違いだらけのクルマ選び」などの書名は、今ではそれほど長い書名だとは思いませんが、当時は斬新でした。それにしても名著を次々と世に出した草思社ですが、書名会議でいつまでも結論が出ないことが多かったようです。

出版社にとっては、これほどまでに書名の占める位置は大きいのです。手に取ってもらい買ってもらわなければ読んでもらえないのが本です。どれほど中身が優れていても、手に取ってもらえないような書名では、売れるわけがありません。本の企画の主要な部分を、わずか10文字前後の書名が占めています。

※ 本を作るなら ☞ 出版ネット

コメントを残す