〆切に追われ、書き続ける作家はドラマの中だけ

本

著者には大切なことも、読者には蛇足に過ぎない場合が多い。

多いどころか、それがほとんどなのが素人の文章だ。

物書きの心得は、自分の文章を第三者の目で見直すこと。

区切りのいいところまで書き上げたら、散歩か寝るに限る。

頭を冷やし、常に第三者の目、読者の目で読み返す。

そのためには余計なことは考えず、気分転換が一番いい。

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なに! 今日も散歩? 気楽でいい商売だねと言われることが多い。トンデモナイ、執筆の仕事が立て込んで忙しいときの方が散歩の距離と回数が増える。とは言っても考え事をしながら歩くのでなく、書いたことを忘れるために歩くのだ。だから「サボってるね」と言われれば、「そうかもね」と答えるしかない。

余談だが、歩くことにはもう一つの意味がある。机にしがみついて仕事をしていると、頭だけが疲れて、体が疲れない。疲れた頭をほぐそうとリラックスしても、頭と体は一体だから、片方だけを回復させることなどできない。

作家さんたちが散歩三昧なのも、頭の疲れと同じ程度まで体を疲れさせるためだ。その上で体を休めれば、自然と頭の疲れも取れる。さらに書いた文書を、読者の立場で読み返すにも欠かせない作業なのだから、散歩上手は物書き上手とも言える。

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