文章化は、真実の鏡への投影

本

AはBに等しい。BはCに等しい。ゆえにCはAに等しい。

この三段論法、AとB、BとCが百%等しくなければ成り立たない。

しかし物事には似て非なるもののなんと多いことか。

ゆえに安易な三段論法は、単なるこじつけに終わってしまう。

会話の三段論法は、自分の話の整合性を強調するためだ。

困ったことに、文章化すると論理の矛盾が浮き彫りになる。

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「著作の多い人の話には無駄がない。だから執筆点数の多い著者の講演料は高めに設定できる」と、セミナー講師派遣会社の社長が言っていた。講師の条件として、著作があることを求めることもあるという。単に講師の権威付けだけでもないらしい。

その場では会場を盛り上げ、拍手喝采を受ける講師も、後に何の印象も残さないようでは、次からの集客に差しさわりが出るという。もう一度、会場へと足を運んでもらうには、後から考えても納得できるような講演でないと続かないらしい。

ある政治家(衆議院議員)が話してくれた。「政策でもね、文章化すると結論が変わってしまうことがあるんだよ」「日ごろ、いかにその場の雰囲気だけで受け答えしてるかと怖くなる」。文章化してこそ正解が見えてくることも多い。

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