なぜか費用対効果の話題を避ける編集者

本

「帯」などという腰巻状のものが付いた本は、日本だけだ。

「見返し」は、表紙と本文ページが剥がれやすかった時代の遺物。

「本扉」を別丁で挿入するなんて、体裁重視の時代の残り滓。

素人なら「帯」も「見返し」も「本扉」も分からなくて当然。

問題は、話題にしない編集者の方だ(勉強不足ならまだ可愛い)。

無駄を省けば、印刷と用紙の経費で33%も削減できる。

※ 印刷・用紙分、411,780円が286,000円になる(四六判192頁、1,000冊の場合)

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費用対効果を考えないビジネスなんてあり得ない。出版もまた不特定多数の読者に対して情報を発信することだから、効果を推測しながら、必要経費の出費を検討することになる。

活版印刷の時代から写植中心のオフセット印刷、そして今のDTP(パソコンによるデータ制作)による印刷へと発展してきた。業界人でも分かっているのはこの程度で、実は印刷機も製本機も用紙の制作工程さえも、日々激変しているのだ。

「見返しだ」「別丁だ」「折だ」と言っても、今では編集者からも「何のこと?」と聞かれてしまう。知らなくてもいいとは思うけれど、経費と絡んでいるのだから商業出版ならば社長が、自費出版ならば発注者が余分な経費を負担することになる。

仕事を発注するからには、仕様と経費明細ぐらいはチェックして欲しい。少なくとも、仕様と経費明細がチェックできるような、信頼できる編集者と組んだ進めるべきだと思う。

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