たった400字ずつでも一年365日で146,000字になる。
普通の本の場合、1ページで600字程度しか入らない。
見出しや目次などを計算すれば、これで優に2冊分だ。
かの二宮尊徳は、『積小為大(せきしょういだい)』と言った。
かの西川きよしは、「小さなことからこつこつと」と言った。
まして一年で2冊の本が楽勝なんだから、焦ることもない。
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二宮尊徳の言葉を引用するまでもなく、少しずつ積み重ねれば大きな成功となることは言うまでもない。それなのに原稿執筆となると、毎日書き溜めればいいだけなのに、それが出来ない。その理由は、二つある。
一つは、書く材料を集めきっていないことだ。単なるふとした閃きや、思い付きだけで書き始めると、すぐに燃料切れを起こして挫折してしまう。後日紹介するが、「キーワードメモ(執筆ノート)」を作って、書く材料を集めておきさえすれば、書くネタが途切れることもない。
さらに原稿を書き進められない二つ目の理由は、書きたいことが多すぎて、途中で収拾がつかなくなることだ。この対処法は「(著者のための)企画書」作りと「目次」の作り方に習熟すればいいだけだ。これも後日、このブログで紹介したい。
要は、一冊の本を仕上げるための、材料集めと工程表を準備すればいいだけで、悩むこともない。特段の努力や才能が必要なら、私などにライターや編集者が務まるわけがない。だから優秀なみなさんならば、何ら問題ないはずだ。
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